2010/01/01

風が強く吹いている

今年も無事明けまして
おめでとうございます。
旧年中は皆様にひとかたならぬ
お世話になりまして、おかげさまで
こうしてのうのうと初春の慶びなんぞを
寿ぐことができました。
ひらにひらにひらひらに、
ありがとうございまする。

ゆんべは恒例「ゆく年来る年」の
ぼそぼそとしんきくさく
かつ厳かな各地の年明けを眺め、
その後凍てつく木枯らしの中を
自宅から50メートルくらいの距離にある
神社にお参りを済ませました。

この神社、夏祭りとかだんじりの頃は
夜店と人ごみで
自分のマンションまで帰れなくなる、
という不具合も併せ持ちながら、
こういうときにはすぐお参りできて
とってもコンビニエント。
いかんせん何の神様なのか
知らないのだけれど、現代人の
信心なんてそんなものさ。

20人くらいの列に並び、夫婦揃って
参拝を済ませた後は
これまた恒例のおみくじ100円である。
去年はふたりとも仲良く
同じ十八番を引き当て、
ま、「吉」という感じで
よかったなと胸をなでおろしたのであるが、
今年はいかに、と不安と期待が高まる。

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2009/04/26

春のおしごと祭り、おそらく無事終了

怒涛のおしごと祭りがいよいよ
終焉を迎えようとしている。

おそろしかった。

いっつもおしごと祭りが
開催されるたびに
これ以上の忙しさは訪れるのだろうかと
首を傾げつつ、
腰を痛め眼を充血させ頭をかゆくさせ
あともろもろ人間として、社会人として
ダメになってゆくのであるが、
毎回規模は拡大する一方であるから、
いやはやこの不況下にあって
喜ぶべきことなんだろうけれども
これはもう少し自分のペースを保ちたいと
贅沢に願ったりもした。

何せここ一ヵ月休日なんか当然なかったし、
毎日真夜中に寝に帰るだけ。
生きる=働く、であり、
食べる=ローソンであった。

かつて日がな一日寝て青春を過ごした人に、
どうして同じ人生でこうも
違う毎日が訪れるのか不思議ですらある。

いまはどうにかそれが
終息の方向に向かい、
ホッと胸をなでおろし、
ポコッとしたおなかも同時に
なでなでしてみたりしている。

どんなに忙しくても痩せない。
風邪とかひいちゃいけないって思って
いたずらに栄養摂ったり、
おなかすいて作業できんわ、って
じゃがりこ食ったりしてたら
そら痩せまい。

ほんとはこのブログももうちょっと
まめに更新すればよかったんだけど、
そんなゆとりもない上に、
タイミング悪く
なんかログイン方式が変わってて
IDを思い出せなかったりして、
それで、である。


嵐が過ぎ去ってようやく
のびのびできるようになり、
スーパーに夕飯の買い出しに行っては
野菜を見つめてにやにやし、
自分の住まいの窓から
夕暮れを眺めてはほくそ笑み
ごくあたりまえの暮らしに
悦に入っているところである。

支離滅裂な多忙を切り抜けた後に
訪れたのが、特にご褒美感もない
あたりまえの日々だってところに
少々の拍子抜け感もないと云えば
ウソになるが。

この暮らしの中で
唯一変わったことがあるとすれば
ネットブックなるものを購入。

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2008/05/23

ウィッシュ号の到着

ありていに云うと、自転車を買った。

だって不便でしょうがないんだもの。

たしかに旧友ナンホック号との
予期せぬ別れには未練も残るが
前へだけ進むために
自転車があるのだ。
自転車が要るのだ。

仕事先のオヤブンからも
酒の席にて
「おまえ自転車くらいパッと買えよ
俺が金やってへんみたいやんけ」
と云われなるほど経営者とは
そういう考えをするのかと
恐縮もしたりし。

そして手に入れた自転車が
気に入ったので
ブログなど更新している、
という具合。

先代ナンホック号は
住まいの近所の
てゆうか旧「ひとり乗りロケット」の
真向かいにある
おそろしく品揃えが豊富な
文具&よろず雑貨店、というような
お店で購入したのだが、
正直何のインスピレーションもなく
ミナミへのタクシー代
往復1回分だけで買える、
という点にのみ衝き動かされ、
あ、もうじゃあこれください、
って適当に買ったので、
買ったあと数日は
どれが自分の自転車か
駐輪場で見分けられない、
というありさまであった。

後日、林檎マークを貼り、
駅前で無料で配っていた
引ったくり防止前かごカバーを
さっそうと着けて、
ワン&オンリーなスタイルを
手に入れたわけであり、
しだいに各部のディテールとかを
網膜を通して記憶しはじめ、
愛着を持つに至った、
いわば見合い結婚的な
とかってゆうと語弊があるが、
出会ってから好きになった、
というような経緯である。

したがって今回も
同じ店で見繕ってみたが
なぜか、しかし、
どれもこれも
「向こうがこっちを見ている」
という感じがしなかった。
視線が合わなかったのだ。

とりあえずジャスコとコーナン
見に行こうっと。
てなった。


で、こっちを見ている自転車に
出会ってしまった。

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2006/05/23

メタボリック銀河35,000

ほんとうにどうでもいいことを
人はわざわざ「どうでもいい」なんて
吹聴しないものだと思う。

真剣にどうでもいいんなら
忘却の彼方であるはずだからだ。

だと考えると、ワタクシ未だに
ありとあらゆる事柄について
拘泥しまくっております。
達観や解脱やなんやかやは
アンドロメダ星雲とかの向こうである。


身についたのはだらしない
メタボリック予備軍な体脂肪と、
冷蔵庫の残りもんでちゃっちゃと
旨いアテをつくれる
スキルくらいである。

今晩つくったアスパラとエリンギの
中華風あんかけ、絶妙。
アスパラとエリンギってゆう
そのかわいらしいチョイスどうよ。
ケンタロウも真っ青。
お肉なんか入ってないけど
めっちゃうまーい。

これがしかし、
人に食べてもらうタイミングでは
ぜんぜん再現できないのよなー。


気がつけばこないだ
笛つきケトルについて
心底どうでもいい思いつきを
だらだら書き連ねてから
はや一週間。

まさに光陰矢の如し。
おそーろーしーいい。

さいきん、とくに
多忙を極めるとゆうことは
ありませぬ。
ですが、たとえば仕事においても、
たった一本のVTRをするにあたり、
準備期間は10日間とかもらっても
ああでもない、こうでもないと
遅疑逡巡。

迷いが随所に出て
なかなか先に
進めないのであります。

こうなると、
人生なんて死ぬまでのひまつぶし、
なんてうそぶくつもりはない。
だってこんなしんどくて
めんどくさくて
いっぱいいっぱいになる
ひまつぶし、イヤだからだ。


こんなワタクシですが、
きょうですね、お昼頃、
我がブログを訪れてきた方の数が
通算で35,000名様を突破しました。

おわー。
ありがとうございますー。
今後とも何のお役にも立てない
ちんたらうじうじしょぼしょぼブログを
ふがいないくらいの不定期更新で
細々ってゆうのもおかしいくらいの
不揃いな太さで
続けてゆきたいと思います。

そ、まるであの日の
手づくりパスタのような縮れ具合の
粘土みたいな
歯切れの悪い煮えきらない文章で。

今後とも仕事やお勉強の合間に、
ココロの隙間に、一休みさんを
宜しくお願い致します。


甲本ヒロトの歌声の向こうに見る
モノクロの勇者ライディーンは
酔っぱらいながら見ると、
涙がちょちょギれるくらいに美しいなあ。

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2006/03/23

ビッグ・チェンジ

すんごいことになったのだ。


気がつけば春が
すぐそこまで来ていて、
うかうか生きてた自分の暮らしに
暖かい陽射しと、
ちくちくする焦燥感を
そっと枕もとに運んでくる毎日。

毒にも薬にもならないくせに
ムダにカロリーの高いこのブログ、
えらいこと長きにわたり
ほったらかしにしてしまいました。

そのあいだにいろいろと身辺上に、
毎日のカタチに
それほど眼に見えた影響を
及ぼすわけではないけれど
それでもおおきな心の上の変化が
起きたりして
とまどったり狼狽したり
もひとつ実感が湧かなかったり
ビール飲んだり
即興で歌ったりしていました。


ずいぶんな放置でしたな。それにしても。

もともとさほど多くの方に
閲覧していただいているわけでは
けしてないのですが、
励ましのお言葉を下さった
ごく一部の読者の方々に
この場を借りて感謝とお詫びの言葉を
ほぼ同時に申し上げたいと思います。

どうもありませんでした。

同時に申し上げたら
おかしくなりますね。


正気ですが、取り戻しました。

とゆうか本人の意識としては
わりかし正気なのであって、
ただそれは客観的に眺めた場合、
どうもいただけないのではないかとゆう
危惧のほうが強かったわけです。

っまあ、他に
仕事三昧で忙しい日もあって、
たとえば4日トータルで
数時間しか寝ていなくて
そのうち後半二晩徹夜とか
そうゆう危機的状況も
あったりしたわけで、
なにもいろいろ考えてばかりいて
更新がない、
というだけでもなかったので
ご心配には及びません。

留守を守る我が忠実なる執事
こまんたれぶーが、
ちょっとワタクシの言葉を
針小棒大にとらえすぎていた
きらいもあり。
キライな芋もあり。
きらいも。すきいも。
僕は小芋が好き。
小芋の煮付け、おいしいし。
理由は、まろやかだから。

とかってひとりでゆってる
多少危険な三十路。


ま、空白の期間に起きた
最も明確な変化のひとつとしては
弟が結婚したことであろう。

その様子を傍目で見ながら
あひゃあーとか叫びつつ
お酒飲んでただけの人ではあるが、
じつのところ実の兄ではある。
それなりに思うところも
あるってことにしておく。

このことは
後日書くのかと思っていたら
どうも書かないような気が
すごくするのですが、
たぶん書くかな……、
でも書かないでしょう。

あーまー、それでもとりあえず
遅ればせながら結婚おめでとう。
あなたたちの幸せな姿を見て
ビール飲んでメシ食って
お兄ちゃんは
おなかがいっぱいになりました。

それなりにやってくれ。

またおなかがすいたら
ごはん食べに行くから。

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2006/01/18

三万粒の中華おこわ

唖然。

えー、一昨日、
すなわち1月16日のたぶん夜くらいに、
我が迷走と後悔と
忘却と韜晦のブログを
ご訪問いただいた方々の人数が
述べ3万名様を突破しておりました。

筆者たるワタクシが
ふらふらぐずぐずうろうろとぼとぼ
ほっつき歩いたり
うずくまったり丸まったり
げっぷしたりあくびしたり
しゃっくりが止まらなくなったり
しているあいだにです。

いいかげんな人間なのに
それを自分で
まあいいかってなってないところが
往生際悪いし、
自らの精神衛生上もよろしくないと
さいきんになって思い至りました。

器がちっちゃいのだ。

そんなちっぽけな
ワタクシの器を
だらだら書き写しただけの
このブログに
千客万来の30,000ヒットですってよ。

ありがとうごぜえますだ。
ひらにー、ひらにー。

今後はですね、
中華おこわのような
ブログを目指してゆきたいと
完全にこの場の思いつきで
思っとります。

だが云いえて妙ではないか。
ないですか。

中華おこわ。うまい。
もっちりしててそこがまたうまいし。

でも、みんなとりつかれたように
毎日食べたりはしなくってよくて、
まあそれなりにうまいけど
予想を裏切るほどの
極上の美味でもなかったりする。

けれどみんなに
そんなに嫌われたりしていなくて、
たまに食べるとやっぱりうまい。

まあまあうまい。
そこそこ満足。

そしていつでもしっとりもっちり、
小腹がすいたときにぴったりの
そんなブログを私は書きたい。

そんな大それた野望を持ってみる。

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2006/01/12

旅とゆう名のマイセルフ

「とか何とか云っちゃってさ」
とゆう台詞を、
テレビから追放せねばなるまい。

これは話のとっかかりでも
なんでもなくて
きょうふとCATVとゆうのですか、
ケーブルテレビを観てたときに
気づいた、
ささやかな発見。

シチュエーションとしてはこうである。
かわいいめの若いオンナの人が
話し相手から視線を逸らせながら
おすましした演技で
誰かのことを
そんなふうに話すのである。

「あいつ、
……とか何とか云っちゃってさ」

「あいつ」までつくと
満貫で和了である。

全盛期の本田理沙か。
もういやいや。
21世紀なのよ。2006年なのよ。

ま、たぶんどっかの
旧いVシネマだとは思うんだが、
それにしても
アルファ社のMA-1みたいな
ある種の時代感を
もろに射抜いていたのであった。


90年代とゆうのが何であったのか
よくイメージできないままに
時は過ぎ、
青年はおっちゃんになって
もう00年代後半に突入。
こうなると
このディケードのテイストは
だいたい決まってきていると
思うのだが、そうなのか。

女の子のジーンズとかは
なんかそうゆう気もする。
クラッシュとかステッチの遊びとか
ポケット位置とかな、
00年代風味ってこうなんかなと
思ってもみたりする。
あとな、MP3とかの
デジタルオーディオプレイヤーな。
あれも00年代風味であろう。

いずれにせよ、いま皆様が
何の疑問もなく
まのあたりにしている物事は
きっといつか00年代ふうの
ワンシーンとして
リバイバルされたりするかも
知れないよってゆうことだ。

しかしワタクシは
トレンドウォッチャーでも
何でもないので、
10年分とらまえて
総じてそうかって問われると
自信はない。

ひるがえって自分のこととなると
00年代風味に
キャッチアップできてきたこと、
なんかあるのかって話である。

ま、ない。ぜんぜんあらしまへん。

だからすっごく他人事として
ぼんやり警鐘を鳴らすってゆうか
つまりは誰かが
あーそうかもーと思ってくれたら
嬉しいなってだけの話である。

いまが00年代真っ盛り。
どこへゆくのかニッポン。
それ以前に、
どこへ向かうのか
どこまでたどり着くのかマイセルフ。

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2006/01/03

90%のスイッチ

皆様、遅ればせながら
明けまして
おめでとうございます。
謹んで初春の慶びを
お祝い申し上げます。

旧年中は思いもかけない
おしごと祭りの開催により、
ごっそり更新が滞ったりして
ふがいない迷走と停滞のありさまを
呈したこのブログですが、
今年も果たしてどんなペースで
事が進むのかってゆうと
筆者たるワタクシにも
まったく予想がつかないのでありまして、
しかしていったい
どんな1年が待ち受けているのやら
想像もつかないのでありますが、
それでもふとした折りにでも
思い出して立ち寄っていただければ
光栄至極でございます。

長い一文で書いてみた。
とにかく不定期更新をやむなしってな
事態がいつ訪れるか判りませぬが
宜しくお願い致しますってことです。


年末の仕事が一段落したあと、
ひと息つくひまとてないいきおいで
滋賀の山奥に帰省しておりました。

ほとんど正月にしか帰らないのだが
ワタクシの生まれ育った
その田舎の村落は
NHK大河ドラマの
戦国時代のロケができるくらいの
おそろしい田舎である。
完全に時が止まっている。

だがそれはマテリアルなうわべだけで
ワタクシがこの街、大阪で
ふらふら過ごしただけの日々と
同じ重みの時間が
幾重にもやはり
降り積もっているのである。

そのことが毎年ワタクシを
新年早々複雑な気持ちにさせる。

ワタクシは人生とゆう大きな
フォッサ・マグナの上に立ち、
じりじりとたわめられ
沈んで溶けてゆく過去の大陸プレートに
気づかぬままで、
そのうえで平気な顔をしている
現在とゆう名のプレートに乗って
うつつを抜かしている。

そしてあるとき、
過去とゆう名のプレートは
そのたわめられた身を
急に引きずりのばして、
現在のプレートを揺さぶるのだ。

その揺れの前には
我が短き両足はあまりに頼りなく
ふらふらしていて、なすすべがない。

ワタクシは
突如引きずり伸ばされた過去に
いいように翻弄され、
おおいに揺れる。

ぐらぐら、ぐらぐら。

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2005/12/30

2006年よりの使者

火の用心のかけ声と
拍子木の乾いた音が
路地からふうわりと響いていた。
妖怪みたいにぼろぼろに破けた
提灯を下げて、
くすんだ屋台を引いて、
チャルメラを鳴らしながら
夜泣きのラーメン屋がのろのろと
通り過ぎていった。

そんなどことなくスピリチャルな
冬の夜の風物詩を聴きながら、
ワタクシは
コインランドリーの乾燥機のそばで
靴下のペア合わせに勤しんでいた。


もう年の瀬だなんて信じられない。

このところすっかり
自分を見失っていた。

とゆうかもう、
それはもんのすごいこと
身も心もずたぼろになっていた。

11月だってけっこう忙しくって
おりょおりょと狼狽し、
熱帯雨林ではぐれた
オランウータンの赤ちゃんのように
途方に暮れていたのであったが、
それどころではなかった。

いや、オランウータンの赤ちゃんが
そうゆう状況でじっさい
どのくらいうろたえるのかは
まったく知らないわけだが、
とにかくそれをはるかに上回った
31歳のクリスマス。

どのくらいかとゆうと、
こないだ最後に
我がひとり乗りロケットに戻って、
ベッドで寝たのがいつだったのか
思い出せないくらいであった。
きょうはひさびさに
自分のベッドに
沈むことができると思うと
とっても嬉しい。

ま、ちょっと、
それほど忙しかったのは
どうゆう事情かって
具体的に書くわけにも
いかないんであるが、
とにかくきょうオンエアの
80分の特番を一本抱えていて、
とあるえらい人を
追っかけていたのだが、
それが。

ちょっとありえないくらい
少人数での布陣。

制作、ふたり。

野武士の一団から村を守った
志村喬とその仲間達だって
7人いたのだ。

ふたりって。
火垂るの墓か。
ダーティーペアか。
白バイ野郎ジョン&パンチか。
なんでそんな無敵のコンビを
演じねばならないのか不明。

ふたりで特番をこさえるのが
どうゆうことかって
業界の人じゃないと
ちょっとぴんと来ないと思うので、
さいきんの話題でたとえると
姉歯元建築士が
疑惑のマンションそのものを
自力で建てるようなものである。

もともとこうゆう業界を志したのは
中学生の頃に
文化祭とかの前日の追い込みが
ワクワクして楽しくって、
それで、
嗚呼、毎日が文化祭だったら
いいのになーって思ったところに
端を発しているわけであるが、
いやいや、
大人の文化祭は甘くなかった。

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2005/10/17

飛ばなかったロボット。

報道ステーションを観ていて
知ったのだが、
いまのラリーの人(WRCとかってやつ)の
ヘルメットってかっちょいいのですね。

左頬の側がマイク内蔵のおかげで、
寄生獣のミギーの触手のように、
うにょーって口もとまで伸びていて、
アシンメトリーになっているわけですね。

ウルトラマンの援護をしている
たぶん公務員の
警備隊の皆さんみたいでシブい。

そして阪神VSロッテという、
子供のころから夢だに見なかった
未知数の日本シリーズが
実現した今夜。

ワタクシは
オハイオ州コロンバスに向けて
英文メールの下書きに
悪戦苦闘しております。

日本に代理店も
フランチャイズ出店もしていない
とあるメーカーに
取材許可申請を
しなければならないのだ。

なんかはじめて仕事上で
海外と接点ができたのであった。
てゆうか私生活でも
アのつく合衆国と接触するのは
たぶん憶えている限りはじめてである。

きえー。

それがだからと云って
自分のキャリアアップにもつながらず、
いままでと何ひとつ変わらない暮らししか
いや、ややもすると
それさえ約束されていないんであるが。

英語なんか
まったくふだん使う機会がなくって
ラピュタのロボット並みに
錆びついているうえに、
ビジネスメールなんてしたことない。

ボクの英語は、
飛ぶことのないまま朽ちた
ラピュタのロボット。

オハイオ州コロンバスって
たぶんFBIとかあった気がする。
それ以上の何のイメージも情報もない。

調べたら、比喩でもなんでもなくて
まるきり地球の裏側なのだ。
オハイオ州コロンバス。

想像しきれないので思い描くのは中止。

FBIの皆さん、ポン酢と湯豆腐の国から
はじめまして。つつがなしや。

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