2008/12/08

摂氏零点五度の黄金

日曜日の朝、
夜明け前に起き出して荷物をまとめ、
北へ向けてクルマを走らせた。

少しずつ青みの薄れてゆく
空を眺めながら、
銀色の輝きに染まる淀川を渡り、
新御堂筋のドンツキをめざす。

FM802の女性DJが、
今朝はこの冬いちばんの
冷え込みを記録していると、
なぜか少し弾んだ声で報告していた。
「ただいまの気温は大阪で0.5℃です」

その一言を聴いたら
ますますさぶくなったように感じて
ワタクシは運転席の上で
身体を縮こまらせた。

12月に入って、
世間では師走なんていって
誰もかれもやたらと
忙しくしているようではあるが、
ワタクシはなぜかその逆で、
それまで月に一日休めるかどうかという
スケジュールだったのが、
急にゆとりが出てきたのであった。
どうも周りが誰もかれも忙しすぎて、
ワタクシにまで構う余裕が
なくなってしまったからかも知れない。

ちがうか。

ともあれ、そんなわけなので、
久しぶりにトライアルに勤しむべく、
友人との待ち合わせで
秘密の練習場がある
谷あいの川辺へと
向かっていたのであった。

続きを読む "摂氏零点五度の黄金"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/07/22

熱中症時代

きょうの晩メシはビビった。

肉厚のシイタケが安く買えたので
鶏モモ肉と厚揚げとともに
家常豆腐の要領で、
オイスターソースと甜面醤と
豆板醤あたりで炒めたらば、
思わずうなるほど
うまい中華が出来上がったのだ。

鶏モモ肉が主役であるが、
しかし脇に花を添える
厚揚げとシイタケが
助さん角さんばりに
存在感を放っていた。

さらに云えば、出来上がりのときに
刻んだ生の水菜を
散らしてもいたのだが、
そのしゃきしゃき感も
素晴らしくマッチしていた。

そして味の決め手は
豆豉(トウチ)である。
コクがあって
いやはやうまかった。


わりといつもであるが、ワタクシは
家で晩メシなんぞをつくったときには
己のつくったものであることは
重々承知ながら、
そのつどうまいと自画自賛し、
多少カノジョに辟易されている空気さえ
あるのであるが、
それでも今回はいい感じに
「芯で打てた」ヒットであった。

およそ一か月ぶりくらいに
晩メシにキッチンに立てる余裕が
ふたたび戻ってきて
嬉しい限りである。

しかしなんというのだろう、
おいしいおかずをつくれるということは
いったい身体のどこが
統御し、記憶しているのかしらん。

やはり経験に根ざしたものであろうし、
そういうとアタマの中で
している仕事なのかと
思いもするのだが、しかしそれでは
納得しきれない部分もある。

むしろ、腕が勝手に
動いている感さえある。

何しろワタクシは
料理の最中ほとんど味見をしない。
この鍋でこのくらいの材料で、
火力で、味付けで、
というところはほぼ勘である。

人は何らかの技量のことを
昔から「ウデ」と呼ぶが、
まさにその云い習わしが
的を射ている。

嗚呼、ワタクシの腕が
やっているんだな、と思うのである。
腕が動いていて、もちろんそれを
指示しているのは自分であるが、
まるでTVの画面を見るように
オートマチックに
進んでいることがあって、
なんかそこにつかみどころのない
傍観者の視点というか、
距離のようなものを感じるのだ。

それは自転車に乗れるのと
ちょっと似ている。
身体が憶えている、ということである。

続きを読む "熱中症時代"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/28

裏目の休日(何とか解決編)

我々は、とゆうか主にワタクシは、
ようやく目的地へ走っているとゆう
実感のなか、
ワインディングを右へ左へと
切り返し続けた。

さすがに阪神方面の
走りのメッカ聖地なだけあって
ツナギな本気ライダーや
休日のツーリングを楽しむ
ビックバイクのオーナーなどとも
頻繁にすれ違うが、
こちらはあくまでマイペース。
飛ばさないのが楽しいバイクであるし、
そもそも個人的に
ワインディングが苦手。

それに、だ。クルマもけっこう
走っていて、ペースはそんなに
速くないのである。

やがて右手前方に
めざす目的地のひとつ
森林植物園が見えてきたが、
ここはいったん通過。
さらに六甲山牧場を目指す。
そこのレストランで
何が食べられるか
ぜんぜん予備知識はないが、
ともかくもそこまでたどり着けば
飢えはしのげるのである。

なんでこんなサバイバルに
なっているのか判らないが、
それでもマシンを幾度となく
右へ左へとうねらせてゆくと、
ようやく、六甲山牧場はそこに
嵐の中のラピュタのように
姿を現した。

メシ。
おなかの空いた二人は
とるものもとりあえず
レストランへ。

続きを読む "裏目の休日(何とか解決編)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/27

裏目の休日(風雲編)

前回よりの続き。


しかしワタクシは、このときも
なぜか余裕であった。
まるで身体中の
危機感とゆう感覚が
すべて麻痺したかのような、
なんにも深く考えられない
精神状態であったので、
自分たちの昼メシがないことも、
ほっとくとガス欠になって
帰れなくなるかも知れないことも
とりたてて不安に思わなかった。

が、カノジョが。

ちょっと冗談ではないですよ、
あなたのふわっとしたノリで
ピンチに立たせないでください、
怒りますよ、
とゆう眼差しでこちらを見ていたので、
すわ安全策をとることにする。

現在地は唐櫃トンネルの手前、
すでに六甲山トンネルを潜って
目的地のかなり北東にいる、
と地図の読めるオトコである
とワタクシにはわかった。

ここから引き返して
ワインディングに向かっても
ガス欠による沈没の公算が大きい。
まず箕谷方面に向かい給油して、
そこから六甲山の西側に
トラバースして
再び東向きで森林植物園、
そして六甲山牧場を
攻める作戦である。

もともとの倍以上の
距離になっているが、
やむを得まい。

さいわい、たどった道のすぐ先に
ガソリンスタンドはあって、
我々は危機に陥ることなく
給油をすませた。

これで当座は少なくとも
移動だけは
確実にすることができる。

あくまでうららかな日差しの下、
ぶいぶいバイクを走らせる。
迷っちゃいるが、しかしこうして、
見も知らない土地を
通り過ぎるのは
旅の風情があって楽しい。

と、ワタクシは
あくまで暢気であった。

時刻はすでに午後1時。

しかし位置確認のために立ち寄った
コンビニで、あきらかに
さっきより不機嫌になっている
カノジョの表情を見てビビった。

続きを読む "裏目の休日(風雲編)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

裏目の休日(裏目連続編)

さっきの続き。


朝、仮面ライダーキバと
プリキュア5を見ながら
ワタクシが導き出した
春のうきうき
日帰りツーリングプランは
こうであった。

まず、神戸は六甲道の
おいしいソーセージ屋さん「MK」で
おいしいサンドイッチを買う。
続いてそのまま
六甲山方面へ北上し、
六甲山牧場をひやかした後
神戸森林植物園にて
陽だまりの草木の中で
おいしいお昼ごはん、
その後ゆっくり
語らいと午睡のひとときなど経て
新緑のワインディングを
満喫しつつ帰宅。

にわかに思いついたわりには
これはいいプランに思えた。

なにより肝腎なのは、
1)暖かな陽射しの下
2)広い芝生で
3)美味しい昼メシ
という、当初の
万博おにぎりプランの
根幹となっている要素が
ひとつも損なわれず
内包されていることだ。

それでいて、
実は行ったことのない
六甲山にも行くことができる。

最高のプランに、
このときは思えた。

午前10時、SR400「G」に火を入れ、
一路国道2号線を西へ。
休日のせいか、あるいはそもそも
慢性的なものか、道は
けして空いているとは云えないが、
それでも11時30分には
お目当ての「MK」に到着。
ここまではまあ至って
快適であった。

しかしここから裏目が出はじめる。
それもかなりの高確率で。

まず、買おうと思っていた
サンドイッチが
ぜんぜんなかったのよね。

続きを読む "裏目の休日(裏目連続編)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

裏目の休日(前おき編)

ときに人には、
やることなすことすべてが
自分の目論んでいる結果とは逆の、
所謂「裏目」の成り行きとなる日が
あるのかも知れない。

それはたぶん単なる
思い込みかも知れないし、
あるいは
さまざまな何万分の一の偶然が
なぜか重なりあう期間が
ある人物の身の上の
24時間に集約された、というような
そんな小さな確率論上の
負の集積なのかも知れない。

いずれにせよ、
きょうのワタクシの一日は
最悪に最悪の裏目を積み重ねた、
というほどではないにしても
かなりの裏目続きの日であった。

ここにその一部始終を記す。
脚色も演出もない事実である。


きょうはワタクシの
4月に入ってはじめての、
完全な休日であった。
とかってゆってもうすでに27日だが。

もとより世間様のカレンダーとは
縁のない生活である。
この男の人こんな平日に
こんなとこで遊んではって、
仕事何してはんねやろ、という
怪訝な眼差しを向けられること
しょっちゅうの暮らしであるが、
たまさかゴールデンウィークの
最初の日に休みが取れた。

えらそうに云うが10年前は
毎日日曜日だったオトコである。
この落差に自分でも戸惑うが、
それはまた別の話。

実はワタクシ、GWに弱いのである。

クリスマスもバレンタインも
あんまり拘泥しないけれど、
自分が享受できないとなると
いちばんこたえるイベントが
GWなのだ。

この春の絶好の季節に
まとまった休みを取って
あれこれしたい放題できるという
まさに黄金の日々。

毎日ヒマしていた頃には
その値打ちはまるで判らなかったが、
今となってはその価値はでかい。
こんなに世界が輝いている季節に
何ひとつしたいことが
できないとなると、
かなり精神的痛手を
こうむってしまうのである。正直。

で、きょうは天気予報でも、
気温こそ上がらないが
一日好天に恵まれることが
予測されていた。

これは遊ばなくては損である。

かねてから、時間ができたら
お弁当でも持って
万博公園の芝生広場で
のんびりしたいね、と
カノジョと話してはいた。

いよいよそれを
実行に移すときである。

お弁当は鶏の唐揚げと玉子焼きと
タコさんウィンナーとおにぎり。
ぽかぽかの陽射しの下で
腹いっぱいになったら昼寝。
他に何もしない。
本すらも持ってゆかない。
仰向けに横たわると眩しい空。
いつもは青いはずの空が
こんなに白く眩しいなんて。
そしてうなじにちくちく刺さる
芝生の感触。
周囲の子供たちの歓声。

嗚呼、至高のひととき。

続きを読む "裏目の休日(前おき編)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/12

哀しい熱帯夜

なるべく人様に
迷惑をかけないように
生きていきたいと思っているし、
それがオトナの条件でも
あろうとは思うのだ。

なのにだ。


以下、先日の恥の経緯。


8月8日の午前中、
早朝のお仕事を終えたワタクシは
お昼頃まで
おっきなメタボリック電池と化し
放電してんだか
充電してんだか
よく判らない状態で
発熱と膨張をしながら
うだうだ転がっていた。

判りやすくゆうと寝てた。

だってアレだもんよ。
6日にロケして
ぎゃーってその夜中に
つないでんだもんよ。
靴履いたままソファで
1時間寝ただけだもんよ。
でその次は5時起きだろ。

ねぶたかったんよ。

ま、段取り悪いのは
このワタクシのせいですが。

それでも午後からは
のそのそ起き出し、
殺人的な太陽光線が
ピークを超えるのを見計らって
ぴゃーって次の仕事の下見。

灼熱のアスファルトを
アドレスV100沈思黙考号
トリコロールSPLで疾走し、
わりに働いてるし、オレ、と
完全な自己満足に浸る。

真夏のけだるい白日夢さ。
すべてが物憂く銀色に煌くぜ。

いっぺん割れたセトモノを
セロテープで
貼りつけただけのように
ワタクシの思考は
散りぢりの破片で、
どうにか体裁だけニンゲンであった。
しかしそのセロテープも
パリパリして
接着面が乾いてきていた。

ヘルメットを脱いだらポンって
頭蓋骨が割れちゃうぞ。
そっから砂になった脳みそが
さらさらこぼれ落ちるぞ。

遺跡になって
蜃気楼の彼方に埋もれちゃうぞ。


暑すぎるので下見を
1時間で切り上げ、帰還。

やっぱしあんまり働いていない。

そして満を持して夕刻。
18時頃にカノジョのバイク
SR400G(GはじいちゃんのG)を
路上に滑り出させる。

そう、花火大会だよ~。
滋賀人が郷土の誇りとして
毎年楽しみにしている
琵琶湖花火大会。

湖に還ろうとする鮎の
なめらかな背中のうねりのように
青春へとそのココロを遡らせる
火照るような
夜空のページェント。

何を云っているのか判りませんが。

花火大会だよ。

ワタクシと彼女は逸るココロを
単気筒の寡黙なエンジンの
上に載せた。

続きを読む "哀しい熱帯夜"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/05/08

エンジンの上の完璧な瞬間

世界には、ときに
完璧な瞬間というものが
存在すると思うし。


それは眺めていて思わず
「おうっ」て
頭を後ろにのけぞらせ、
しかし眼差しだけは
鋭く注ぎつづけ、
ふっと逸らせることはおろか
瞬きさえ惜しいような
まったく非の打ちどころなく、
調和と充足に彩られた光景である。

マンガのオノマトペだと、
ぱあああああ、って音がする。

その状況の、
ありさまの完璧さは
なんらかの価値観にてらして
貴賎を問うようなものではない。

たとえば、毎日行列のできる
屋台のコロッケには、
コロッケなりの
完璧な瞬間とゆうものが
存在すると思うし。

コロッケはおばちゃんと
おっちゃんの列の前で、
期せずしてあるとき
完璧な瞬間の訪れを迎える。
ラードで揚げる、
さくさく香ばしい衣と
中のホクホクしたジャガイモの甘み、
歯触りに訴える挽肉の存在感、
そんな何もかもをひっくるめて、
あるときこれ以上はないほどの
美しさを放つのだ。

時刻にしてたぶん、
午後4時35分くらいに
そうなることが多いと思う。

ぱあああああ、ってなるコロッケ。

まったくのあてずっぽうだけど、
その瞬間、コロッケは
夕陽を浴びて赤銅色に輝く
エアーズロックにも匹敵するのだ。


四季のめぐり移りはなおさら、
我々のココロを揺さぶる
完璧な瞬間を用意してくれる。
春には春の、夏には夏の、
秋には……、
以下省略の完璧な瞬間がある。

ま、とくにあたらしいことは
ゆってない。

そうゆうものですね、人生。

信仰篤い人だと、
きっとそんな瞬間には
「いまここに神がおられる」とか
口走っちゃうんだろうな。


ワタクシはBeta Rev3の
なめらかなアルミフレームに跨り、
銀色にゆらめく
大きな魚のうろこのような
川面の陽射しの反射を見つめたとき、
そしてその上の岩に腰かける
仲間達の姿を見たとき、
ああこれ、これこれ!ってなり、
ぱあああああってなった。

出不精な一生慣らしレベルの
一民間人・草トライアラーにとって
完璧な瞬間の訪れであった。

続きを読む "エンジンの上の完璧な瞬間"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/03/29

鉄屑のレクイエム

32歳の彼女は今日も
歌を歌ってる 
IT’S ONLY MY TIME

こんがらがってた頭の中の
霧が晴れてく 
IT’S ONLY MY TIME

もう許してあげよう月を見上げた時 
あの日見かけた
アゲハが肩に舞い降りる


その日のことをその日のうちに
書けなくなっている。
これはどうしてかと考えるに、
たぶんその日の感情を
その日のうちに
整理できないからなんだと思う。


いろんなことができなくなってゆく。
たとえば絵なんかがそうで、
思ったままの線が描けないのだから
始末に困る。
ここ数年、落書き以上の絵を
描いてこなかったので、
頭の中にあるビジョンと
指先から描き移されてゆく輪郭との
ギャップがひどくなっている。

スケッチなどならまだしも、
想像上のものが
想像したとおりに描けないとゆうことに
気づいて愕然とした。

ふと思い立って、
オレだったらこうなりたい
オリジナルの仮面ライダーとゆうのを
想像で描こうと思ったが、
脳から指につながる回路が
すっかり古びていて、
まるで泥の中を泳ぐように
もどかしくままならない。

これがおちゃらけた動物さんの
イラストとかなら
まだ救いがあるのだ。
予想外のデザインになったとて
かわいらしかったりするから。

しかしメカとかからきしダメであるな。
オリジナルのモビルスーツとか
もう描ける気がしない。

ま、それをできたからって
何にも得しないのは
明白であるのだが。

知らぬ間に遠ざかっていること、
どうでもいいと放り投げてしまうこと、
限界を知ってあきらめてしまうこと、
いいかげんのまま
放ったらかしておいたこと。

そしてそれらを忘れて
楽しく暮らしてゆけるしたたかさ。

オレは、とかワタクシは、
なんていつも何も深く考えず
一人称で呼んでる自分とゆうものが
昨日から明日に続くだけの
きょうの生温かい塊が
すっかり固まって
もはや変化することのない
ひとつの自己なんかで
いられるわけがないのだ。

かなしい。


そしてワタクシは
FZのナンバープレートを外した。

続きを読む "鉄屑のレクイエム"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/13

如月のツートロ

きょうも仮面ライダー見逃した。
約束も何もないのに
そんな日曜の朝早くに起きれるか。


気がつけばトリノ五輪も仮面ライダーカブト
ワタクシの知らないところで、
着々と始まっていた、そんな2月である。

季節感とかは、いつも敏感でありたいと
強く願っているマイライフであるが、
森羅万象のサイクルとしての
春夏秋冬はともかく、
その他の年中行事とかはみょうに
自分自身の食いつきが悪いときがある。

人間都合でやっているイベントとかはね、
気持ちが離れちゃうと、
ぜんぜんどうでもよくなってしまう。

しかしかなしいもので、
世間がそのことで騒がなくなってから、
あーもうちょっと興味を持ってれば
ワタクシも一体になれて、
楽しかったかなって
ひとり唇かんだりしているのだ。

なので、トリノも見てみようと思ったら、
モーグルやってた。

上村愛子ちゃんのモーグルである。

見始めたら愛子ちゃんはとっくに滑っており、
ライブでは見れず、
なおかつもちろん予選で寝ちゃったので
決勝の熾烈な争いも見逃し、
さっきやっと
ダイジェスト番組で確認した。

すっげーな、
あんな高度差あんねんな。

などと素人丸出しの感想を持ちつつ、
ひとりけっこう見入る。

なんか、たぶん、
こうゆうひとりずつ挑戦して、
得点を競うタイプの競技って、
自分がよくバイク屋さんで
トライアルのビデオを
見せてもらっているせいか、
とっても見やすい。

あと、よく夜中にやっている、
Xゲームのノリとかでもある。

トラビス・パストラーナとか、
ネイト・アダムスとかのね。

愛子ちゃん、惜しかったね。
ジェニファーすごかったね。


で、見てて思うのは、
ゴーグルかっちょいいな、ってことである。
バイザーはないか、
あってもちっちゃいヘルメットに、
でかめのゴーグル。
あれがみょうにかっちょいい。

選手によってゴーグルのバンドに
銀のメタルテープを貼っていたのは
スポンサーとかそうゆうのんで、
ロゴを隠してるからかしらん?
それともなんか
ずれとかの対策やろうかああ。

とにかくあのゴーグルがかっちょいい。

さいきんXゲームの影響で、
オフのバイクの人の
ウェアとかってかっちょいいなと
じんわり思っていたんではあるが、
その延長線上で、
ゴーグルのあの縁とかがしぶい。

なので、ずっと、
ゴーグルばっかり見てました。

やばいです、買っちゃうかもです。

続きを読む "如月のツートロ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧