蟹と電車とコペルニクス
とーれとっれ ぴーちぴっち♪
カニ料理ー♪
有名なCMソングではあるが
きょうになって
はじめて気づいたのだが、
蟹って獲れたてでも
ぴちぴちしてないよね。
殻があるし。
中身の肉だって
ぷりぷりはしてるけど
ぴちぴちしてないよね。
このように、
いままで当然のように
受け止めていた事象を、
ふと疑ってみると、
あるいはそこにある
ごくわずかな違和感に、
見えない亀裂のような
小さなささくれのような
あるかなきかの感触に気づくと、
そこに新天地が広がる。
いままで誰もあえて
考えてみることをしなかった
可能性の広野。
そこに金脈や原油が眠るのか、
はたまた草木一本
生えない荒地なのか。
先週はじまった仮面ライダーの
新シリーズ「電王」も
きっとそうなのか、と思う。
ワタクシはわざわざ早起きして
第1話だけ
とりあえず観たわけだが、
頭がくらくらした。
ご存知のように電車に乗る
仮面ライダー、とゆう衝撃の内容。
べつにライダーだからって
バイク乗ってなくていいじゃん、
とゆう、
圧巻のコペルニクス的転換。
(いちおう誤解のないように
云っておくと、
今後のストーリーで
バイクには乗るようである。
ただそのマシンも
未来特急に
格納されているらしいが)
主人公を助ける未来特急の
オーナーが「世界の車窓から」の
石丸謙二郎、
第1話で主人公に憑依する
未来から来た
精神エネルギー体
(意味不明)の名前が
某電車ゲームを彷彿させる
モモタロス、と、
徹底した「鉄分」の濃さが
匂い立つ世界である。
なんでこうなっちゃったのかは
想像をめぐらすより他にないが、
年イチで新企画を考えるのって
正直きついんだろうなと
同情すら覚えてしまうわけである。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (1)
最近のコメント