« そしてフライパンはどうなった | トップページ | スローなライフにしてくれ »

2011/02/21

ラピッドリーダー2011

仕事がヒマになって、
とかく本を読むようになった。

晴耕雨読という言葉があるが、あれはなにも
そのまま天気のことを謂うのではなくて、
つまり本業がヒマなときは勉強しんさいよ、
ということなのである。
したがって本を読むわけである。

そもそもツイッターなどを
日に何度も閲覧しているのも
手持無沙汰になると字を読んでいたい、
という脳の欲求に従っているからである。
活字中毒と云えばカッコイイが、
それはとくに新しい文章でなくともよくて、
バイク雑誌のカスタム記事や
新車インプレッションだったりもする。

しかしそれだけではさすがに飽き足らず、
もうちょっと違う文章を読みたい、
ということになってくる。

そこで最近図書館通いを始めた。
貧乏なので古本でも買うのをためらう。
もともと妻がマメに区立図書館を
利用していたこともあって、
ワタクシにも勧めてくれた。

図書館と云えば小学校の頃、
週末ともなれば
母のクルマで小一時間もかけて
郷里の県立図書館に通っていた時期があった。
主に読むのはジュブナイルSF
(レンズマンとか)であったが、
かなりの量を読んでいた気がする

余談だが「レンズマン」に登場する
トレゴンシーの容姿は
文章では想像つかないよね。

まあそれはいい。


図書館なんてそんな書店に較べれば
おもろい本置いてないやろ、と
ワタクシは当初なめてかかっていたのだが、
それはどうやら違うことが判ってきた。

まず図書館同士で
蔵書のネットワークができているので、
読みたい本はほかの区や
市立中央図書館などから
取り寄せてくれるので、じっさいには
かなりの分野と種類を網羅することが可能だ。
いまさら何をかいわんやであるが。

また、蔵書はすべて誰かが読みたがった、
或いは読んだ本であるから、
すでに読者の支持を得た
良書の比率が高い気がする。

あとは何と云っても
興味半分ですっと借りられるところがいい。
自分の財布を痛めて買うとすると
それに見合う価値を求めてしまう。
結果、ハードカバーなど年に数冊も買わない。
間違ってへぼい本を借りても許せる。

この歳になると興味の対象は
文学、虚構としての小説だけではなく、
怪談からDIYもの、雑学、精神医学など
多岐に(散漫に)なってきた。
そうなるとますますいちいち買うのでは
もったいなくなってくる。

さいわいというべきか、
ワタクシはそこそこの速読者であるらしく、
薄い文庫本一冊程度ならば
一日あればじゅうぶん読了できる。

もちろんよく咀嚼せずに飲み込むので、
ほとんどがおのれの血肉とはならずに
排泄(忘却)されてしまうのが難であるが。

そのため、いつまで続くかは判らないが、
備忘録として「ブクログ」を始めることにした。
使いみちは今ひとつ判っていないが、
おのずと慣れることだろう。

興味があれば(以前よく書いていたように
死ぬほうがマシというほどヒマならば)
覗いてみてください。
本ブログ左側にバナーを貼っておきます。

|

« そしてフライパンはどうなった | トップページ | スローなライフにしてくれ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ラピッドリーダー2011:

« そしてフライパンはどうなった | トップページ | スローなライフにしてくれ »